
フィルは投資中のお金って、どう考えてるん?

私は“投資先”だけじゃなくて、“投資後の使い道”までめちゃくちゃ考えてますよ!

ほうほう、じゃあまずは「投資するお金」そのものについて、教えてくれや。

承知のすけ!
「どの銘柄がいいか?」より先に考えること
「どんな銘柄を買ったらいいですか?」
これ、ほんとによく聞かれます。
でもこれって、「私、どこに行けばいいですか?」と聞いているのと同じこと。
目的地も、予算も、誰と行くかもわからない旅行プランに、アドバイスしようがない…
という話なんですよね。
投資の計画は“旅行の計画”に似ている
たとえば――
「再来年の夏、家族4人でネズミーランドへ。初日はシー、2日目はランド、宿泊はアンバサダーホテルで、さらにバケーションパッケージを使いたい!」
ここまで決まっていたら、予算や必要な金額、予約時期なども逆算できますよね。
投資も同じで、
- いつ使いたいお金なのか?
- 何に使いたいお金なのか?
これを先に考えておくことがとても大切なんです。
よくある話(そして、よくある失敗)
フィルの後輩が「首の長いサバンナの動物の名前の銘柄」を
「厳選しました!一生持ちます!」と言って買いました。
1ヶ月後――「やっぱ下がったので売りました」って連絡きましたけどね(笑)
いやいや、“一生”どこ行ったー!?
よくある話です。
感情で売ってしまうと、結局は損になってしまうことも。
フィルの場合:目的と“ガチホ”のルール
私は、NISAのつみたて投資枠では投資信託を、成長投資枠では個別株を買っています。
この投資の目的は、「将来的に不労所得で生きていくこと」。だから、短期的な値動きに振り回されず、ホールドが基本姿勢です。
ここで活きてくるのが、証券口座を目的別に分けて管理するという考え方。
たとえば私の場合、SBI証券の口座=“売らないための口座”。
「むしろ売れないように自分に制限をかけておく」という気持ちで使っています。
これは、“この口座の資産は将来の生活資金”と明確に決めているから。
もちろん、投資先の企業の業績が悪化したり、外部環境が大きく変わった場合には、見直しは必要です。でも、「目的が明確な投資」だからこそ、途中でブレずに続けられるんですよね。
あわせて考えておきたい「出口戦略」
頭の片隅に置いておいていただきたい内容です。
投資は「買ったら終わり」ではありません。
そのお金をいつ・どうやって使っていくのか——つまり「出口戦略」も、早めにイメージしておくのがポイントです。
フィルはこんなふうに考えています
- 60歳以降、年20〜30万円分ずつ利益確定して生活費に充てる
- 年間配当が月5万円を超えたら“配当再投資”から“配当生活”へ段階的に移行
- 必要以上に利益確定しない(税金がもったいない&複利が崩れる)
- 体調やライフスタイルに変化が出たら柔軟に調整する
こうした出口のイメージがあると、途中で投資判断がぶれにくくなります。
何より、「今は焦って売らなくていいんだ」と自分を安心させる材料にもなります。
ワンポイント
出口戦略は、未来の“使う自分”へのラブレター。
どんな時期に、どれくらいのお金があれば心強いのか?
今のうちに、じっくり書き出してみるのもおすすめです。
投資を始める前にやっておくといいこと
投資を始める前に、まずは「お金の使い道」や「目的」を洗い出してみること。
- 旅行資金?
- 子どもの教育費?
- 60歳からの生活資金?
- 将来の不労所得づくり?
この目的に応じて、資産をざっくり3つくらいに分類しておくのがオススメです。
「これは5年後に使う予定のお金」
「これは老後のために育てておくお金」
「これはチャレンジ枠」
こんなふうに分けておくだけで、
一時的な値下がりで焦って売ってしまう…という失敗を防ぎやすくなります。
🎙ジョンとフィルのしめトーク

なるほどな〜。目的があると、ブレにくいってことか。

そうそう。お金にはちゃんと「役割」を持たせてあげるのがコツだと私は思いますよ。

でもまあ、俺ならバケパより近くの銭湯でええかな(笑)

投資も旅行も、価値観それぞれってことで!フィルはネズミー一択です!(笑)
でもって、バケーションパッケージはめっちゃオススメです!